情熱大陸
日曜の23時から30分間。
人生に情熱をかけて生きている人物に迫るドキュメント番組。
まず、時間帯が良い。最も憂うつになりやすい日曜の睡眠前である。情熱大陸を見て、こんなにもひたむきに頑張っている人物がいるんだと感じて、翌日から始まる長い一週間を、気合いを入れて迎えることができる。
以前、情熱大陸に出演した、改善士の横田尚哉さんは、こう定義した。
「情熱大陸」は、「力」を「得る」モノ。
ここでいう「力」とは、「生きていく力」であり、「仕事するための力」でもある。この番組を通して、そういう力を得ようとする人たちが視聴者となり、この点がぶれてはいけない。それが、情熱大陸のファンクション(役割)である。まさに、的確に表現されたものと、今でも鮮明に私は衝撃を受けたのを覚えている。